株式会社フジコーポレーションの特徴
株式会社フジコーポレーションは、金属加工、設計・製造を中心に行う工業企業ですが、これまでに培ってきた独自のノウハウや発想力・企画力、他社に例を見ない施設設備などで幅広いニーズにお応えしています。このページではそんなフジコーポレーションの特徴を幾つかご紹介いたします。
あなたがお探しの特殊技術や、お悩みになっている事は何ですか?
フジコーポレーションの特徴【POINT#01】
ブレンボ社との技術提携。
フジコーポレーションはイタリアのブレーキキャリパーを製造しています。これは単なる生産委託ではなく、弊社の技術力や施設設備、ノウハウなどが総合評価された上で締結した技術提携なのです。
ブレンボ社のブレーキキャリパー生産に関しては、ブレンボ社から多くの指定項目や厳しい工程指示があります。その全てをクリアしながら、精密活正確な作業を「クリーンルーム」という徹底管理された環境下で行っています。
フジコーポレーションの特徴【POINT#02】
プレス、溶接、塗装、組み立てまで、
一貫生産が一箇所できる!
「施設・設備」のページでもご紹介しているように、フジコーポレーション本社工場には様々な設備があり、サイズの大小や用途など、バリエーション豊かな製品を製造・加工しています。
研磨や塗装、組み立て作業に至るまで、本社工場一箇所で対応できてしまうため、搬送に掛かるコストや時間も削減できます。
また、各セクションが前後の工程を直接理解しているため、効率化や様々な改善策などのアイデアも生まれやすい環境です。
フジコーポレーションの特徴【POINT#03】
対応業務の幅広さと思いもよらぬ多様性。
業界でも稀少な設備が新たな可能性を拓く!
1963年の大ヒット商品「軽量式米びつ」の発明など、フジコーポレーションの業務対応幅は実に多岐にわたります。
「コインパーキングの駐車券発券機に電着塗装をしてもらいたい!」というオーダーにお応えしたのもその一環。ある程度のサイズに対応する工場はたくさん存在するものの、駐車券発券機のような大きなサイズを電着塗装できる設備を有する工場が、実はなかなか見つからず、当社の設備情報を聞きつけてご相談くださった、という経緯です。
あなたのビジネスが劇的にスピードアップする、コストダウンできる、そんな可能性がまだまだ当社の中には眠っています。
ぜひ、ご活用ください。
フジコーポレーションの特徴【POINT#04】
主業務(二輪・四輪部品/家電部品の金属加工)
に留まらない、フレキシブルな対応!
フジコーポレーションの外部イメージをリサーチしますと、多くの企業様、個人の皆様から、弊社は二輪向け金属加工専門業と思われがちなようです。
しかし、エアコンパネル等の家電部品製造や、ホテル等でよく見られる、業務用小型静音冷蔵庫の生産も行っています。
「モノを造りたい」「加工して欲しい」など、お考えでしたら是非一度、お声掛けください。他社を探してもなかなか所有していないような特殊な機能やサイズを持つ設備あります。しかし何と言っても長年培ってきた技術やノウハウ、発想力、応用力がフジコの自慢です。
イメージやご要望を形に変えるお手伝いをさせていただきたいのです。
フジコーポレーションの特徴【POINT#05】
科学技術庁長官賞をも受賞した、
発想力とマーケットニーズへの高リターン!
当社の発想力、創意性、柔軟な対応力は、創業当初から脈々と受け継がれています。
例えば、受注した部品の製造にあたり、メーカー側の設計指示では大小複数のパーツを製造した上で溶接するようになっていたものを、当社側からの提案で、一つのパーツとして作ってしまうという発想・実現により、コスト・重量の軽減はもとより強度の強化にも繋がる、という成果を生み出しました。
例えば、1963(昭和38)年の自動計量式米びつの発明。前面にはお米の残量が分かる小窓があり、3つのレバーがそれぞれ1合、2合、3合とお米の量を計って受け皿に移してくれる、今となっては珍しくないといって良いほどのヒット商品。でも、この発明以前は、米びつといえばブリキのケースに虫除けのカーバイト、といったものが主流でした。そのアンモニア臭は当然お米にも影響が……。その米びつを台所に、しかもワンタッチで計量までしてくれる、という発想で、発売1年間で実に70万台もの販売を記録しました。この功績が認められて1990(平成2)年には科学技術庁長官賞を受賞しました。
幼少期から機械いじりが好きだった創業者柴田水穂は、小学生時代には廃材からモーターや電鈴を作るなどその才能を発揮。中学時代にはニュートロダイン式ラジオを作り、そのラジオを聞きたいと毎晩人が集まったという逸話の持ち主。早稲田大学で学ぶ傍ら、設計事務所や工場、自動車修理などでのアルバイトでさらに技術と知識を磨きました。卒業後は豊田自動織機製作所の自動車研究部で技術を高め、戦後に浜松でオートバイ産業が発展すると1951(昭和26)年富士製作所(現フジコーポレーション)を設立し、自分が設計した機械で部品製造を始めました。そして、金属加工すべてに活かされた、プレス機械開発の先導者として活躍しました。
1963(昭和38)年には計量式米びつを発明。1年間で70万台を売り上げる大ヒットを記録しました。
このほか、家庭用もちつき機なども開発しています。